社会保険労務士法人アドバンス・行政書士法人アドバンス さま

グループ創業から42年目を迎えた社会保険労務士法人アドバンス（以下、アドバンス）。人事・労務のスペシャリストとして、1000社のバックオフィスを支え、グループの行政書士法人とともに、外国人雇用や経営相談まで、幅広いワンストップサービスを提供している。現在は、人事・労務による解決だけでなく、HRテック（人事とテクノロジーの融合）の紹介・提案による、「本物による真の課題解決」を目指し、クライアントの働き方改革をサポートしている。また、自社ではリモートワーク（在宅勤務）を安心・安全に行うソリューション「RemoteView」を導入し、出張先や自宅でも業務ができる環境を整備するなど、柔軟な働き方を実現している。

人材不足により、労働環境は変化。
人材をどう定着させるか

企業はこれまで、従業員を「どう使うか」ということに焦点をててきた。だが、ここ数年の深刻な人材不足により、「人材をどう活かすか」
や「どう定着させるか」へと、企業自らがシフトしてきている。所長の伴　芳夫氏「従業員に寄り添う施策の相談が多くなった。ここ数年は、企業側の意識が変わってきた印象を受ける」と話す。
厚生労働省が調査をまとめた「職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書（2017）」によると、パワハラの予防・対策に取り組んでいる企業は、従業員規模に関係なく増加。一方、長時間労働についても、残業時間の削減により所定外労働時間を短縮した企業の方が、労働生産性が同業他社に比べて高いと考える傾向にある。国の重要施策のひとつである働き方改革が進むにつれて、企業の意識が高まっていることが伺えるが、今後は、これらの課題をクリアしていることを前提に、さらなる職場環境の整備が求められる。

企業はこれまで、従業員を「どう使うか」ということに焦点をててきた。だが、ここ数年の深刻な人材不足により、「人材をどう活かすか」
や「どう定着させるか」へと、企業自らがシフトしてきている。所長の伴　芳夫氏「従業員に寄り添う施策の相談が多くなった。ここ数年は、企業側の意識が変わってきた印象を受ける」と話す。
厚生労働省が調査をまとめた「職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書（2017）」によると、パワハラの予防・対策に取り組んでいる企業は、従業員規模に関係なく増加。一方、長時間労働についても、残業時間の削減により所定外労働時間を短縮した企業の方が、労働生産性が同業他社に比べて高いと考える傾向にある。国の重要施策のひとつである働き方改革が進むにつれて、企業の意識が高まっていることが伺えるが、今後は、これらの課題をクリアしていることを前提に、さらなる職場環境の整備が求められる。

パワハラ・長時間労働には、意識改革。
地道な啓発必要

パワハラの予防・対策に力を入れる企業が増えてきたことで、アドバンスでは、労働者と雇用者側がパワハラとなる線引きの認識をすり合わせる企業向けパワハラ研修に注力している。「自分に、どれだけ責任がかかってくるか。具体的にイメージすることが何よりも大切」と伴氏は指摘する。
長時間労働を美徳としてきた企業には、「安全配慮義務違反をはじめ、大きなリスクを負うことをイメージさせることが必要」。経営者は当事者意識をもっている一方、現場の管理職にまでは、その意識は浸透していないことも多い。一朝ータではいかないが、解決のキーワードは意識改革。現場への地道な啓発が必要だ。

ユニークな制度・柔軟な労働時間

アドバンスでは、労働環境の向上を目的にユニークな制度を数多く取り入れ、自分たちの働き方改革も進めてきた。
例えば、2019年4月からは、選択休日制度を導入。土曜日の固定休を止め、その週の好きな日に休日を取ることができる。共働きが増える中、家族や夫婦との休みを合わせやすくなる上、問合せが少ない土曜日は業務に集中することができ、効率化も図れるという。事前の申請を特に必要とせず、柔軟な制度にしているため、スタッフにも好評だ。
また同社は社内のコミュニケーション活発化へも独自の形式を取り入れている。伴氏は「朝礼では英会話や習字、音楽鑑賞、ストレッチなど、頭や体を活性化させるものを週担が自由に企画している。スタッフの知らない個性も発掘でき、コミュニケーション活発化やチームワーク向上につながっている」と効果を語る。

新しい制度は、まず自分たちで実験し、クライアントに展開

選択休日制度や朝礼の他にも、フレックス制度をはじめ、育児や介護、生産性向上に関するものなど、30以上の施策を制度化。カフェを思わせるラウンジは、フリースペースにし、スタッフや事業者に提供することで、福利厚生としても顧客へのサービスの一環としても機能している。特定社会保険労務士の金森紀子氏は、「制度を作ることが得意という強みがある。スタッフからの声をきっかけに、規定や様式を作って、選択休日も1週間程で制度化できた」と自信をのぞかせる。
アドバンスがこうしたさまざまな制度を導入する背景は「制度の実験台」だと、伴氏。「我々は、働き方改革を提案する立場であり、自分たちがやっていないと説得力がない」。得られた知見は、クライアントへの紹介や提案に活かされている。

在宅勤務制度、データが持ち出せない！
「リモートワーク」への壁

働き方の多様化に対応するため、2014年9月から在宅勤務制度を導入。しかし、データの持ち出しには大きな制限をかけており、在宅とはいえ持ち出し可能なデータを選別してプリントアウトすると、効率が悪く仕事にならなかった。データを持ち出さなくても、外で仕事をするにはどうすればいいかー。
「データを覗きに行くという仕組みがないか。逆に、この仕組みがなければ、在宅で仕事はできないのではないか」と金森氏は振り返る。

働き方の多様化に対応するため、2014年9月から在宅勤務制度を導入。しかし、データの持ち出しには大きな制限をかけており、在宅とはいえ持ち出し可能なデータを選別してプリントアウトすると、効率が悪く仕事にならなかった。データを持ち出さなくても、外で仕事をするにはどうすればいいかー。
「データを覗きに行くという仕組みがないか。逆に、この仕組みがなければ、在宅で仕事はできないのではないか」と金森氏は振り返る。

RemoteViewの導入。
在宅勤務のメリットとは

新しい働き方の提案。
社労士とHRテックの融合した「HOnPro」

同法人のグループ会社「株式会社アドバンス」は、バックオフィスの総合支援を行うプロジェクト「HOnPro」（ホンプロ）を、本格的に始動。伴氏は「（人事・労務の）プロフェッショナルが、本物のプロダクトサービスを提供し、本気の支援をしていく」と胸を張る。技術面の提案だけではなく、HRテックによる新しい働き方そのものも実験している。
2019年10月、対馬でキャンプしながら働くというワーケーション（仕事（work）と休暇（vacation）を掛け合わせた造語）の実証実験を行った。キャンプ場から、電話対応やTV会議、スタッフへの業務連絡…。一見すると、突拍子もない試みではあるが、ワークライフバランスの向上につながる新しい働き方を模索する実験だ。伴氏は「ビジネスとは違う時間の中で参加したクライアント同士の距離感が近くなり、面白いアイデアが出てきた。今後の可能性を感じている。」と期待を込める。
HOnProの始動には、働き方改革に伴うHRテックの市場拡大が背景にある。「我々は法的解決をしてきたが、もう一つの課題解決ツールとして、HRテックは、見過ごせなくなった」と伴氏は言う。「クライアントから、法律の延長線で、勤怠管理について、こんなシステムを知りませんかといった問合せが増えてきた」と金森氏。
社労士として、労働時間の設計は行うが、それをどう管理するか、何の道具を使うのか。「そこまでを解決しないと、本当の解決にならない」と意欲をみせる。社労士と技術の融合。今後も、自分たちで実験を繰り返し、真の課題解決を目指していく。

令和時代の新しい働き方を推進
場所を選ばず業務が遂行できるリモートワークソリューション
「RemoteView」を導入

RemoteViewを選んだ決め手は、クライアント先や出張、在宅勤務など、外出先のあらゆる場面で安心・安全に利用できるという点だ。導入前は外出すれば、できる業務が限られていたが、導入後は社内と同じ業務をこなせるようになり、「効率は、0が100になった感覚」と金森氏は言う。

決め手は、データの一元管理。
外での仕事に最適

低コストでスタートができ、自分たちでまず活用してみてクライアントに勧めることを方針に掲げるアドバンスにぴったりなシステムだった。
「少人数の企業でも、外出先で業務が止まることがなくなる分、導入効果は高い。セキュリティの高さも担保されており、クライアントにも胸を張って紹介できる」と金森氏。在宅勤務はもちろん、災害時などに出社できない場合のBCP（事業継続計画）の一環にもなり得るという。
リモートワークによる働き方は、時間や場所を選ばない柔軟な働き方ができるとして国や自治体からも推奨されている。RemoteViewは、働き方改革のための大きな武器となりそうだ。
RemoteViewの商品名はRSUPPORT株式会社の商標です。無断での引用転載を禁じます。

担当者からのメッセージ

RemoteViewは、新たな機器の購入やネットワーク設定が不要であり、1ライセンスから利用できるため、「リモートワークってどう始めたらいいの？」と課題を抱える企業さまでもスモールスタートが可能です。

まずは育児や介護を抱える人や出張や外出の多い営業から始めてみませんか。サービスの詳細や料金など、お気軽にお問合せください。