
フェニックスリゾート さま
リゾート宿泊の新しい感動体験想像へ
IT化で向上する再考の宿泊環境と
おもてなし力
デジタル改革を支えるのは
「QT PRO VLAN」
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宮崎を代表する大型複合リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」(フェニックスリゾート株式会社:宮崎市、以下シーガイア)は、「日本でいちばん“美味しい”リゾートヘ」をブランドスローガンに掲げ、食を柱にした非日常の体験を提供している。くつろげる空間やおもてなしを日々磨いており、シーガイアでしか味わえない体験があると宿泊客から好評を博している。最近では、アフターコロナも見据え、全社的なデジタル改革にも力を入れる。業務のRPA化やアプリ開発による非接触化などデジタル化の取り組みや、シーガイアのブランド力を高めるためのデジタル戦略を探る。
2017年に変革を遂げたシーガイア食と体験の充実を図る
シーガイアは宮崎市にある大型複合リゾート施設。旗艦ホテルの「シェラトン・グランデオーシャンリゾート」を中心に宿泊施設3つ、ゴルフ場、国際コンベンションセンターを運営している。2017年には開業以来最大規模のリニューアルが完了した。単なる施設の更新ではなく、目的はリゾートステイの本質を追求した「体験のリニューアル」。シーガイアだからこそ味わえる体験の創出が狙いで、目指すのは「日本で一番“美味しい”リゾートへ」だ。
その柱となるのが食の体験の充実。宮崎牛をはじめとする豊かな地元食材を使った料理を楽しめるレストランが揃い、カフェメニューが充実する宿泊者専用のテラスラウンジの新設や、客室以外にもゆったりと過ごせるガーデンエリアでは、焚火で焼きマシュマロとコーヒーを楽しめるなど非日常を感じるリラックス空間も演出した。このような「食」「空間」そしてスタッフの「おもてなし」が生まれ変わったシーガイアの魅力となっている。
2020年のコロナ禍で宿泊客減需要回復へ、ドライブスルーやワーケーション対応も
リニューアル後の利用客は伸びていたが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の煽りを受けることに。同年4月以降、宿泊客は激減し、5月には緊急事態宣言を受けて全施設の一時休業を余儀なくされた。
営業再開後は、感染拡大の波が不定期に襲ってくる中でも、安心して過ごせるよう業界最高水準の衛生管理を徹底するほか、ホテルシェフ料理のドライブスルーをスタート。SNSや動画配を通じた発を続け、休業期間中も顧客とのコミュニケーションも絶やさなかった。
需要回復や新しいニーズの喚起を狙い、コロナ禍で注目を集めたワーケーションやリモートワーク向けの長期滞在プランも新設。集客が見通せない中、九州在住者向けの1泊5食付き宿泊プランを投入するなど、マイクロツーリズムにも力を入れる。こうした取り組みが功を奏し、旅行客の間では「安心して過ごせるリゾート」という印象が醸成。GoToトラベルキャンペーンの追い風もあり2020年10月~12月は前年を上回る集客となった。

情報システム部 部長 横山健児氏
全社体制で挑む「デジタルファースト」最高のおもてなし支える環境づくりに尽力
シーガイアでの体験価値を高めるには、おもてなし=接客力が何よりも重要。情報システム部部長 横山健児氏は「シーガイアならではの体験価値を上げるのは、直接お客さまと接する接客部門だけではない。ITを使ってどんなプラスワンの価値をつけられるかが、我々にも求められている」と語る。
同社ではスタッフが接客に専念できるよう人的リソースを確保しようと、「デジタルファースト」を掲げ、情報システム部が中心となり全社的なデジタル改革に力を入れる。
手続きや処理作業が膨大にある経理、人事といったバックオフィス部門の事務系システムや発注システムはハードウェアに依存せず、ソフトウェアで動かせるように仮想化し、運用コストを削減。さらには、定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を進めている。
また、利用客向けのサービスでは、無線LANの導入を広げる方針だ。2021年4月からは、コロナ禍で注目が集まる「シーガイア公式アプリ」の運用もスタート。スマートフォンを通してチェックインできたり、チェックアウト時の会計の決済ができたりと、利用客の安心かつ利便性の向上を高めるのが狙いだ。また、親会社であるセガサミーホールディングスの本部が持つセガサミーグループ全体の情報基盤(以下、グループサーバー)を共有するなど、業務上でもスケールメリットをいかした連携も深めている。
緊急時でもお客さまサービスを途切れさせないその役割を担うのが「QT PRO VLAN」

情報システム部 大島郁弥氏
こうしたデジタル化の推進には、「安定して+分なクオリティを提供できる通信回線基盤を構築することが大前提」と語る大島氏。
そこで、遠隔地にあるグループサーバーとシーガイアをつなぐ専用回線として導入したのが広帯域かつ高セキュリティを確保できる「QT PRO VLAN」だった。インターネットVPNを使うという選択肢もあったが、速度低下や運用上のリスクは避けられない。大島氏は「リゾートはお客さまがリラックスできる大切な場所。命を預かるところでもあるので、緊急時にも業務を止めずにサービスを提供し続けられる体制が必要」と、高いセキュリティや利便性を兼ね備えたQT PRO VLANの導入に至った。
横山氏は「全てのミッションにデジタルは関わってくる。社長の期待やプレッシャーもあるがデジタル活用を進めたい」と語る。
日本でいちばん“美味しい”リゾートを達成するため、接客部門とバックオフィス部門が両輪となりブランド力の向上に邁進している。

情報システム部 大島郁弥氏
こうしたデジタル化の推進には、「安定して+分なクオリティを提供できる通信回線基盤を構築することが大前提」と語る大島氏。
そこで、遠隔地にあるグループサーバーとシーガイアをつなぐ専用回線として導入したのが広帯域かつ高セキュリティを確保できる「QT PRO VLAN」だった。インターネットVPNを使うという選択肢もあったが、速度低下や運用上のリスクは避けられない。大島氏は「リゾートはお客さまがリラックスできる大切な場所。命を預かるところでもあるので、緊急時にも業務を止めずにサービスを提供し続けられる体制が必要」と、高いセキュリティや利便性を兼ね備えたQT PRO VLANの導入に至った。
横山氏は「全てのミッションにデジタルは関わってくる。社長の期待やプレッシャーもあるがデジタル活用を進めたい」と語る。
日本でいちばん“美味しい”リゾートを達成するため、接客部門とバックオフィス部門が両輪となりブランド力の向上に邁進している。
全社体制でデジタルファーストを推進
要となる通信回線はQT PRO VLANを採用
宮崎市のフェニックス・シーガイア・リゾート(以下シーガイア)は、親会社の東京・セガサミーホールディングスと共有するデータセンターとの接続回線に、QTnetの「QT PRO VLAN」を導入。災害時のリスク分散を図るBCP(業務継続計画)対策の観点から、QT PRO VLANの手厚いサポート体制や利便性の高いユーザビリティが決め手となった。
大規模なDC移行プロジェクト
決め手は手厚いサポートと、スムーズで安心な通信環境
シーガイアは南国宮崎市にあるリゾート施設で、非日常を味わえる施設として国内外から人気を集めている。一方で宮崎県は南海トラフ地震の警戒地域で、地震や豪雨などの大規模災害に備えるBCP対応が不可欠だ。その一環として同社は宮崎市内に置いていたデータセンター(以下DC)を、セガサミーグループ全体の情報基盤に一元化することに決定。そして、シーガイアとグループサーバーとの接続点であるDCをつなぐ肝心要の通信回線に、QT PRO VLANを選んだ。情報システム部の大島郁弥氏は「サーバーを県外に出すこと自体が初めての経験で大規模な移行プロジェクト。回線設備は手厚いものを選びたいとの思いが根底にあった」と話す。導入の決め手になった点は大きく二つ。一つは、サービス品質保証制度(SLA)があり、24時間365日で有人による監視・保守・運用のサポートを受けられる点。これまで監視は自分たちの業務だったが、QT PRO VLANを導入したことで「何かあったらすぐに教えてくれる。ずっと見てくれているというのは心強いです」と大島氏は頼を寄せる。災害に強い九州電力グループの復旧対応実績も安心材料となっている。
そしてもう一つは、帯域保証の契約があること。専用線となるため通信の混雑によって速度が遅くなることはなく、常に契約した通信速度(10Mbps~1Gbps)が保たれるメリットがある。DCの移行作業は、トラブルなどは一切なく、想定より早く接続作業は完了。大島氏は「遠隔地との接続なのでレスポンスや操作性の悪化を心配していたが、全く問題なくスムーズに操作できている」と評価する。
シーガイアは南国宮崎市にあるリゾート施設で、非日常を味わえる施設として国内外から人気を集めている。一方で宮崎県は南海トラフ地震の警戒地域で、地震や豪雨などの大規模災害に備えるBCP対応が不可欠だ。その一環として同社は宮崎市内に置いていたデータセンター(以下DC)を、セガサミーグループ全体の情報基盤に一元化することに決定。そして、シーガイアとグループサーバーとの接続点であるDCをつなぐ肝心要の通信回線に、QT PRO VLANを選んだ。情報システム部の大島郁弥氏は「サーバーを県外に出すこと自体が初めての経験で大規模な移行プロジェクト。回線設備は手厚いものを選びたいとの思いが根底にあった」と話す。導入の決め手になった点は大きく二つ。一つは、サービス品質保証制度(SLA)があり、24時間365日で有人による監視・保守・運用のサポートを受けられる点。これまで監視は自分たちの業務だったが、QT PRO VLANを導入したことで「何かあったらすぐに教えてくれる。ずっと見てくれているというのは心強いです」と大島氏は頼を寄せる。災害に強い九州電力グループの復旧対応実績も安心材料となっている。
そしてもう一つは、帯域保証の契約があること。専用線となるため通信の混雑によって速度が遅くなることはなく、常に契約した通信速度(10Mbps~1Gbps)が保たれるメリットがある。DCの移行作業は、トラブルなどは一切なく、想定より早く接続作業は完了。大島氏は「遠隔地との接続なのでレスポンスや操作性の悪化を心配していたが、全く問題なくスムーズに操作できている」と評価する。
デジタル改革を加速へ
新しいテクノロジー活用も
QTnetに対しては「日頃から事例やワークショップなど最新の情報を紹介してもらえることは、新しい気づきにつながるので助かっている」と部長の横山氏。今後は、通信インフラに加え、ペーパーレスシステムやクラウドなどソフト面へのサービスにも期待を寄せる。
シーガイアは全社的なデジタル改革の真っ只中。ウィズコロナ、アフターコロナとめまぐるしく変化する社会の動向に目を凝らしながら、新たな魅力を創出するためのテクノロジーやデジタルの活用を模索している。
Solution
QT PRO VLANが選ばれる3つの理由
- 高度なセキュリティ環境
外部に接続されていない閉域網で、お客さまごとに論理的なネットワークを構築。他者からの不正アクセスによる情報漏えいがなく、高いセキュリティを実現。 - 24時間365日の有人監視
専門のセキュリティアナリストが24時間365日体制で監視しているため、万が一サイバー攻撃を受けた場合などのシステムの異常にいち早く対応。 - サービス品質保証制度(SLA)
「網内遅延時間」、「故障回復時間」、「稼働率」を設定し高信頼度のネットワークを提供。
担当者からのメッセージ
進藤健太郎
QT PRO VLANは、高い安定性・高セキュリティ・豊富な拡張性を持つ広域イーサネットサービスです。お客さまの用途に合わせてギャランティ(帯域保証)型とベストエフォート型が選択可能。また、データセンターやマネージドセキュリティなど、QT PROのその他のサービスと組み合せることで、より高セキュリティで利便性の高いシステム環境が構築できます。デジタル化・DXでお困りのお客さまは、ぜひQTnetへご相談ください。
