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高速・高品質の専用回線で加速する未来志向の先進カリキュラム。デジタル時代の世界スタンダード教育を目指す柳川高等学校の挑戦

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福岡県柳川市に校舎を構える柳川高等学校。西日本屈指のスポーツ名門校として名を馳せる一方、全生徒の3分の1が海外からの留学生で構成されるグローバルキャンパスを目指す「グローバル学園構想」と、多様なオンライン授業を含め、デジタル社会で活躍できるスキルを多角的に培う「スマート学園構想」の2大教育テーマを掲げ、未来志向の先進的な教育に取り組んでいる。2021年春、インターネット接続の専用回線「QT PRO インターネットアクセス」の導入で安定的な通信環境を確立。2大構想を力強く前に進める態勢が整った。

他校に先駆けてICT教育に注力コロナ禍の遠隔授業にも迅速に対応

柳川高等学校 理事長・校長 古賀 賢 氏
柳川高等学校 理事長・校長 古賀 賢 氏

新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、全国の教育現場が“教育を止めない”ための緊急かつ抜本的な対策に迫られたことは記憶に新しい。柳川高校では、2020年4月初旬に最初の緊急事態宣言が発出された直後、他校に先駆けてオンライン授業体制を確立。生徒の学びを止めることなく、2カ月に及んだ休校期間を乗り切った。リモート体制の準備に要した期間は、わずか2週間。未曽有の危機に際し、教職員一丸で短期間に体制を構築できた背景には、2002年に商業科にマイクロソフトコースを新設するなど、早くからICT教育の強化を推し進めてきた歴史がある。計200台のPCを備えた校内4つのパソコン教室は、全科・全学年を対象とする授業で月曜から金曜までフル稼働の盛況ぶりだ。そして2020年には、同校のICT教育を新たなフェーズに進める「スマート学園構想」がスタート。

これは場所にとらわれない授業形態のもと、創造的なプログラムの拡大を目指す次世代教育システム「スマート・エデュケーション」を核とする教育構想。スマート学園構想は、2016年に始まった「グローバル学園構想」とともに、同校が未来に向けて掲げる2大教育テーマとなっている。グローバル学園構想とは、国や民族を超えた普遍的なコミュニケーション力を育む教育環境の確立を視野に、全生徒の3分の1が海外からの留学生で構成されるグローバルキャンパスを目指す大がかりな構想だ。

タイにある附属中学校と柳川高校をつないだ双方向授業
タイにある附属中学校と柳川高校をつないだ双方向授業

GIGAスクール構想を追い風に高速・高品質のインターネット回線を整備

2つの構想を円滑に進めるには、全校一斉のオンライン授業にも対応できる高速・高品質のインターネット回線の導入が不可欠だが、コスト面の負荷が大きく、課題となっていた。そんな中、2019年末、文部科学省が生徒・児童に1人1台の端末と、高速・大容量の通信ネットワークを整備することを実現させる『GIGAスクール構想』を発表。「本校の課題解決には最適のスキームであり、この構想に沿ってICT基盤の抜本的な強化を図る方針を策定しました」と、同校教諭で情報マネジメント室主事を兼務する山田孝二氏は振り返る。従来、ベストエフォート型の回線を逐次増設してネット配信や閲覧に対応していたが、途中で映像が途切れたり、つながらなかったりとトラブルが続いていた。オンライン授業はもちろん、海外の系列校や外部とつないだオンラインイベントといった構想を実現するためにも、回線の増強を急ぐ必要があった。

柳川高等学校 普通科進学コース 主幹 情報マネジメント室 主事 山田 孝二 氏
柳川高等学校 普通科進学コース 主幹
情報マネジメント室 主事 山田 孝二 氏
柳川高等学校
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「そこで、メンテナンス対応も含めた総合的な観点から信頼できる事業者に相談したいと考え、QTnetさんに連絡を取りました」と山田氏。「提案に沿って校内で検討を重ねた結果、『QT PRO インターネットアクセス』の導入を決めました。200Mbpsの本校専用回線であり、高速・高品質な接続環境が常時確保される「帯域保証型」であること、また不具合等に24時間365日対応していただける万全なアフターケアや、将来的に10Gまで増速可能な拡張性も大きな魅力でした」と、山田氏は導入の決め手を説明する。

回線強化と並行して進めていた全教室のWi-Fi環境構築時期に合わせ、2021年4月、「QT PRO インターネットアクセス」が本格稼働。コロナ禍初期にやむなく従来環境のまま実施したオンライン授業では映像が途中で途切れるなどの不具合が頻発したが、「QT PROインターネットアクセス」導入後は一掃されている。校内のICT基盤が刷新され、接続環境が安定化したことで、1人1台の端末整備、電子教材の導入といったEdTech(エデュケーショナル・テクノロジー)戦略の進展にもはずみがついている。

柳川高等学校
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グローバル、テクノロジー、宇宙生徒たちに見せてあげたい未来

ICT基盤の抜本的な強化に伴い、創造的なチャレンジが加速している。2021年5月8日には、創立80周年記念セレモニーをオンラインで開催。2021年度からはJAXA(宇宙航空研究開発機構)との連携で宇宙の謎に迫る授業も開始した。古賀 賢校長は「6Gの時代には、生徒たちをVR(バーチャルリアリティ)をベースとする宇宙修学旅行に連れていきます」と熱く語り、さらにこう続ける。「グローバルな感覚、ICTに代表される先端テクノロジー、そして宇宙。教育の役割は、未来を生きる子どもたちに、これからの時代に必要な感覚や世界観を見せてあげることです。その使命を、しっかりと果たしていきます」。どこまでも未来志向。そんな柳川高校の次なるチャレンジに注目したい。

ICT教育の先進校がGIGAスクール構想を機に導入

「QT PRO インターネットアクセス」を選んだ理由

柳川高等学校

柳川高等学校が選んだ「QT PRO インターネットアクセス」。柳川高校専用の回線で帯域が保証されているため、全校生徒に向けて一斉にオンライン授業を実施しても、アクセスが集中して通信が途切れるなどの不具合が一掃された。

インターネット接続時の安定性とキャパシティを重視

柳川高校は四半世紀に迫る情報教育の歴史を持ち、近年では「スマート学園構想」や「グローバル学園構想」に代表される、斬新な教育プログラムを推し進めているICT教育の先進校だ。2019年に文科省がGIGAスクール構想を打ち出したのを契機に、高速通信回線の導入とWi-Fi環境の構築を2本柱とする校内ICT基盤の抜本的な強化に乗り出した。その検討途上、新型コロナの影響により急遽オンライン授業を実施したが、従来の接続環境ではアクセス集中による回線切断や、つながりにくくなる不具合が続出。高速・高品質の専用回線の必要性がより鮮明になり、安定した接続品質を求めてQTnetの「QT PRO インターネットアクセス」の導入に踏み切った。

オンライン開催のキャリアガイダンスでQT PRO インターネットアクセスの長所を実感

柳川高校では毎年6月に大学や企業の担当者を学校に招いてキャリアガイダンスを行っているが、2020年は新型コロナの影響で中止。「できればオンラインで開催したかったのですが、当時の環境ではとても無理でした」と、マイクロソフトコースを担当する教諭は残念そうに語った。「QT PRO インターネットアクセスを導入し通信環境が整った2021年は、満を持してオンライン開催。多くの生徒たちがWeb会議システムを介して企業や大学の担当者の話を聞くことができました」と笑顔を見せながら、担当の教諭は専用回線のメリットについても言及する。「速度や安定性といった回線品質の高さはもちろんですが、万一の際の安心感も見逃せません。以前、逐次増設した回線は導入時期やプロバイダーがまちまちで、不具合が発生するたびに対応に苦慮していました。その点、現在では校内サーバー室のメディアコンバーターまではQTnetさん、メディアコンバーターより先の配線や機器はWi-Fi環境構築担当のベンダーさんと、相談相手が明確になり、仮に不具合が起きても慌てる必要はありません。これは本当に大きな安心材料です」。山田氏は「高速・高品質で安定性の高いQT PRO インターネットアクセスは、ICT教育の高みを目指す本校の土台です。今回の導入を機に、校内LANの強化など、ICT基盤のさらなる整備を進めていきます」と、抱負を語った。

導入イメージ

柳川高校導入イメージ

Our
Solution

QT PRO インターネットアクセスを選んだ3つの決め手

  1. 高速・高品質の帯域保証型インターネット通信
  2. 用途に合わせて選べる帯域
  3. 高い信頼を誇る万全のアフターケア

学校法人柳商学園 柳川高等学校

  • 所在地: 〒832-0061 福岡県柳川市本城町125
  • TEL: 0944-73-3333(代)

2021年5月柳川高校は、創立80周年を迎えました。

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